ネットで始めるデジタルちょきん  ホームページ運営ってどんなことをすればいいのでしょう。難しく考える必要はありません。まずは自分のHPを熟知しよう。何が必要か、何が足りないかが見えてきます。

6.アクセスアップを極める
 

 

file SEO対策は必須!

■SEOとは何か。

 SEOという聞き慣れない単語が出てきましたね。まずは、「SEO」とは何かを説明します。「SEO」とは「検索エンジン最適化」(Serch Engine Optimization)と言って、「Yahoo!」や「Google」などの 検索エンジンの検索結果の上位に表示させるための手法のことを言います。

 「無料検索エンジン登録サービス」でも説明したとおり、インターネット利用者の多くは、検索エンジンの検索結果から情報を得ています。

 もし、あなたのサイトが検索結果のずっと最下位の方だったらどうでしょう?検索エンジンからの訪問者は皆無に近く、日々の更新を続けていく気にならなくなるでしょう。これではいつまでたっても陽の目を見ることはできません。

 逆にあなたのサイトが検索結果の上位に表示されたらどうなるでしょう?普通の人は検索結果の1〜2ページ目までしか見ないそうです。結果の上位にランクインされたら、多くのアクセスを望めますし、収入アップにもつながります。

 そういう意味でこの「SEO」対策はサイト運営者にとって重要項目の一つです。

 関連書籍にはこんなものがあります。


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最強のSEO対策! HTMLがわからない人から ウェブデザイン上級者まで

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検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう

■タイトル

 タイトルは大変重要です。サイトの顔とも言えます。検索結果で大きく表示されるのはタイトルの部分です。かっこいい名前とかではなく、一目見ただけでどんなサイトなのか分かることが重要です。自分で検索するときも、タイトルとそこにかかれている説明を見てサイトに訪れているはずです。

 また、タグの<TITLE>〜</TITLE>の中でタイトルの他にキーワードをいれておくとよいでしょう。

  下のツールでどんな単語が検索サイトで有用か、狙い目のキーワードが何かがわかります。試しに「アフィリエイト」と入力してGoボタンをクリックしてみて下さい。

キーワードアドバイスツールプラス アクセスアップ・SEO対策・検索エンジン登録

■メタタグを入れる

 HTMLファイル内の<head>〜</head>内に記述するメタタグを目印に情報を収集する検索エンジンもあるので、メタタグを記述することは損ではありません。ちなみにGoogleではメタタグを重要視していません。
 下のツールでメタタグを自動的に生成することが可能です。

 あなたのホームページの情報を入力して、METAタグ生成ボタンをクリックしてください。ロボット用のMETAタグを自動で簡単に作成することが出来ます。*注infoseekを意識したMETAタグを作成します。ここでの紹介文やキーワードが反映されないロボット系検索エンジン多数あります。)

ホームページのタイトル:

紹介文(160バイト以内):

キーワード(合計の文字数が1000バイト以内):
*注キーワードの間を半角スペースで区切って入力してください。


■キーワードを出現させる

 自分のページ内にキーワードとなる単語をなるべく多く入れます。デジタルちょきんのようなサイトでは、「お小遣い」、「ポイント稼ぎ」、「アフィリエイト」、「副収入」あたりがキーワードとなるでしょう。適切なキーワードの出現率は5%とされています。キーワードが40%も50%も出てくる文章などは本来ありえないはずです。このようなページはスパム(不正を行うこと)とみなされてしまいます。
 下のツールでキーワードの出現率を調べることができます。

キーワード出現頻度解析


■HTML文法のチェック

 直接的なSEOとは関係ありません。しかし、きちっとした文法を守ることにより、検索ロボットが読みやすいHTMLにすることができます。文法チェックは「Another HTML-lint gateway」でチェックできます。

 あなたのページは何点でしたか。点数が低い人はDOCTYPEをチェックする必要があります。DOCTYPEとはHTML言語の規格のようなものです。指定したDOCTYPEと作っているサイト内のタグがマッチしていない可能性が十分にあります。それぞれの規格で使ってはいけないタグや将来的に廃止されるタグなどもありますので注意して下さい。

 自分のパソコンのプレビューで正しく見えるからといって、他の人のパソコンで正しく見えるとは限りません。画面の小さな人もいれば、文字を大きくして見ている人もいます。最低でも、文字の大きさや、テーブルのサイズなどは絶対値指定しないで、%指定で作ることをこころがけましょう。また、画像にはalt属性は必ずつけましょう。

 ちなみに絶対値指定(直接、○○ptや△△pixelと指定すること)してしまったり、画像のalt属性がないと次のようなことが起こります。

  • 文字を絶対値指定すると、訪問者は文字の大きさを変えることができません。弱視の方や目の疲れやすい人は文字を大きくして見ています。

  • テーブルを絶対値指定すると、自分のホームページを作っているディスプレイが1024×768であった場合、それより低い800×600などの解像度のディスプレイでインターネットを見ると、横のスクロールバーが登場してしまいます。この横スクロールバーが出たとたんに訪問者はページを見る気がなくなるでしょう。多くの集客を目指すサイトにとっては致命的なミスとなります。

  • 画像にalt属性を入れないと、サーバーの問題や通信環境により画像が表示されなかった場合、そこにあるのが何の画像なのか全くわかりません。ユーザーの中にはあえて画像を表示させないで、ネットを見ている人もいます。alt属性を入れて簡単な説明を入れておくと、何の画像なのか、どこにリンクしているのかがわかります。

     

 このように配慮に欠けたサイトは「ユーザビリティ」や「アクセシビリティー」が低いと言われてしまいます。企業にとっては大変なマイナスです。この関連は5章の「あまりおすすめできないこと」でも紹介しています。

 
 ■サイトの充実
 
 SEO対策をいくらしても、サイトのコンテンツ(内容)が充実していなければ意味がありません。検索結果で上位を占めても、内容を読んでもらえなければ意味がないからです。

 人が集まるホームページとは、「内容が充実している」、「役に立つ」ということではないでしょうか?あまりにも細かすぎるSEO対策をするくらいなら、コンテンツの充実に時間を使った方がいいかもしれません。もっともですね。「一番のSEO対策はサイトの充実だ」という人が多いのもうなずけます。あなたはどう思いますか?

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